令和元年9月分八日会結果 ※野村證券投資情報部長「西澤 隆」氏の講演会開催
2019/09/17
令和元年9月分八日会(定例会)は、毎年恒例の講演会を開催しました。(詳細内容は下記の通りです。)
1.日 時 令和元年9月9日(月)19時から
2.場 所 リーセントホテル小倉
3.参加者 34名
4.講 師 野村證券株式会社 投資情報部 部長 西澤 隆
演題(テーマ)「世界情勢と技術革新の行方」
※西澤氏の略歴 87年3月 早稲田大学 政経学部卒
89年3月 早稲田大学院卒
〃 4月 野村證券株式会社 調査部 入社
※現職 投資情報部長
5.内 容
〇高藤事務局長の司会進行で、定例会開催をスタートした。
〇日向支部長の開会あいさつを受け、まず初めに、野村證券の西澤部長による講演会を開催した。
〇講演内容の概略
・2019年に入って、世界経済は、主要国(米国、中国、日本、ユーロ圏)の製造業景況感が悪化してきている。
・米国の失業率は3.7%で、トランプ大統領は、「至上最高の雇用」(完全雇用)と言っている。(このままで推移すれば、米国の労働市場は、失速することはないと考えられる。)
・賃金と消費者物価の推移をみてみると、賃金が上がらないが、景気がそこそこしっかりして、雇用もよいが、その反面物価は上がっていないし、インフレにもなっていない。
・インフレ率は落ち着いており、物価が安定しているので、①中央銀行、②各企業が得しているといえる。
・米中貿易摩擦が起きており、この状況が長引くと、経済が低迷し、景気が悪化する懸念がある。そろそろ米中は、手打ちをしなければならないと考えられる。
・日本の製造業は落ちてきており、非製造業は横ばいであるため、景気はペースダウンしている。(ピークアウトした。)
・1970年以降、日本の経済成長は、「技術革新」と「資本の増加」により牽引されており、労働の寄与は少ない。(技術力と生産性で伸びてきた。)
・世帯構造は、独身は増えており、夫婦のみは横ばい、夫婦と子供は減少傾向にある。
・コンパクトシティ(高密都市)の効用は、「環境に優しい」「サービス業の生産性の向上」「財政効率の向上」となっている。
※講演時間が40分と限られた時間でしたので、予定していた資料を全て説明できずに終了した。
〇講演終了後は、各テーブル間の名刺交換等が積極的に行われた。
〇また、各企業(銀行(福岡、西日本シティ、北九州)等)や個人から、近況報告が行われた。
〇最後に、小松副支部長の「小倉えびす締め」で、八日会を締めくくった。
以 上
・司会進行を務めた高藤事務局長 |
・八日会冒頭挨拶する日向支部長 |
・ご講演していただいた野村證券の西澤部長 |
・ご講演していただいた、野村證券西澤部長に対して「謝辞」と、併せて乾杯のご発声する弓場副支部長 |
・次回11月八日会で講演を予定している内容を発表する櫻井理事 次回講演者 岡村 南紅 全国水墨画研究会 理事長 南北墨画会 会長 講演内容 「水墨画の美と楽しさ」 |
・クリーン北九州「まち美化キャンペーン」2019について説明する片村副支部長兼会計 開催日時 令和元年10月6日(日) 9時30分 勝山公園大芝生広場集合 開催内容 勝山公園、小倉城、西小倉駅周辺の清掃 ※清掃活動終了後に、リーセントホテル小倉で昼食会 |
・最後に、「小倉えびす締め」で締めくくる小松副支部長 |
・二次会「夢二」にて 参加者 野村證券⇒西澤部長他2名 支部役員⇒宮熊顧問、小松副支部長、弓場副支部長 片村副支部長兼会計、高藤事務局長、平田理事 |