平成30年11月度八日会結果(合馬内科クリニツク院長講演)
2018/11/15
毎月恒例の11月定例会「八日会」は、講演会を開催しており、今回は、合馬内科クリニック院長にお願いして、下記の通り開催しました。
1.開催日時 平成30年11月8日(木) 19時から
2.開催場所 小倉リーセントホテル
3.参加人員 42名
□講演する合馬理事長①
□講演する合馬理事長②
□挨拶する日向支部長
□合馬理事長に記念品を渡す日向支部長
□最後の締めくくりする小松副支部長①
□最後の締めくくりする小松副支部長② |
○講演者 医療法人 北愛会 会馬内科クリニック 理事長 合馬 紘 《合馬理事長の略歴》 ・昭和38年 小倉高校卒業 ・昭和45年 九州大学医学部卒業 講師及び医局長等歴任 ・昭和57年 九州労災病院内科部長 ・昭和59年 合馬内科クリニック開業 ・平成 2年 小倉医師会理事 ・平成 6年 北九州医師会専務理事 ・平成10年 小倉医師会副会長 福岡県医師会理事 ・平成15年 北九州医師会副会長 ・平成22年~26年 北九州医師会会長 〇講演テーマ 「人生100歳時代に向けて」(正しい医学的知識を持とう) ・男女100歳以上長寿者は、1963年が0としてみた場合90年代から増え続け、2012年では、男性6,534人、女性44,842人、合計51,376人と圧倒的に女性の長寿者が多いが、どんどん長寿者が増えている。 ・健康寿命を短縮する慢性疾患は、「認知症」「メタボ3疾患」(糖尿病、高血圧、高脂血症)「ロコモ3疾患」(骨粗鬆症、変形性関節症、腰部脊柱管狭窄症)である。 ・ほとんどの人が、少なくとも85歳まで生きることが出来る遺伝子を持っている。努力すれば、多くの人が100歳まで生きるだけの長寿遺伝子を持っている。 ・健康長寿のキーワード 腹八分(食べ過ぎない)、抗酸化(体をサビつかせない)、低糖質(血糖値を上げない) ということである。 ・悪い生活習慣とは ①過食、偏食、不規則な食事、脂肪や糖分過多の食生活 ②運動不足 ③肥満 ④疲れやストレスをため込む生活 ⑤酒の飲みすぎ ⑥喫煙 ⑦睡眠不足 である。 ・小さな病気から始まるメタボドミノとは、生活習慣の乱れ(飲酒、肥満、たばこ)⇒高血圧⇒糖尿病⇒がんとなる。 ・健康を推進し、維持するためには、野菜は「7色」を食べる、野菜をより多く食べて、ごはんなどの炭水化物は、出来るだけ少なく摂取して、血管にいい油(オリーブ油等)を使い、60代からは「肉食」(脂身のない)を増やし、低栄養防止を行う。 ・腸が脳をコントロールしているので、腸内細菌を味方にする「善玉菌」を増やすことに努力しましょう。腸内で善玉菌を育てる食品(ごぼう、人参など)、善玉菌を腸に届ける食品(納豆、みそ、漬物など)を食べましょう。 ・健康のための7つの食事ルール ①最初に野菜を食べる ②精製された米や砂糖、小麦粉など白い食品を控える ③AGE(終末糖化産物)を多く含む食品を控え、AGEを増やさない調理法を取り入れる ④抗酸化の強い成分レインボーカラーの野菜や果物を取る ⑤油は悪玉コレステロールを減らす、オメガ3系の油を取る ⑥朝食を食べて、夕食は20時までに済ませる ⑦腸内環境を整え、発酵食品や食物繊維を取る。 〇講演終了後は、弓場副支部長の謝辞と乾杯で、懇親会を開催して、各テーブル間の名刺交換なども活発に行われた。また、今回の八日会に初参加した、弁護士や総合衣料を取り扱っているオーナー社長が壇上に上がり、自己紹介なども行われた。 ・88歳になる古海大先輩も壇上に上がり、元気な姿と挨拶をされた。 〇最後に、小松副支部長の恒例の「小倉えびす締め」で、11月度八日会を締めくくった。ヨイヨイヤー、ヨイヨイヤー、ヨイヨイヤー!! 以 上
□議事録作成 弓場副支部長(昭和51年経済学部卒) |